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二日酔いのための正しい入浴法
健康・リハビリ
2024-12-26

年末年始といえば、楽しい宴会が盛りだくさんの季節だね。

でも、お酒を飲みすぎて翌日ぐったり…なんて経験、あるだろう?

おじさんも若い頃は何度も二日酔いで後悔したもんさ。

 

まず、最初にこれだけは覚えておいてほしい。

酔ったままお風呂に入るのは危険だから絶対におすすめできない!

お酒を飲むと血管が拡張して血圧が下がっている状態になる。

そんな状態でお風呂に入ると、さらに血圧が低下してフラフラしたり、最悪の場合倒れる危険があるんだ

だから、酔っている時や二日酔いがひどい場合には、横になって休むのが一番安全なんだよ。

 

とはいえ、「飲み会のあとはお風呂に入ってスッキリしたい」という気持ちも分かる。

そういう時には、おじさんが今から教える安全を第一に考えた正しい入り方を実践してほしい。

まず、お湯の温度は38~40℃くらいのぬるま湯がベストだ。

熱いお湯は体に負担をかけるし、脱水症状を悪化させる可能性があるから避けてくれ。

入り方は15分ほどの半身浴が一番だ。胸の下まで浸かって、ゆっくり体を温めるだけで十分リフレッシュできるぞ。

もし半身浴でもつらい時は、分割浴を試してみよう。

「3分浸かって一旦出る」を3回繰り返す方法で、体に負担をかけずに血流を促進できるんだ。

 

ここでちょっと、二日酔いの原因にも触れておこう。

二日酔いの症状を引き起こしているのは、アルコールが分解される過程で生まれる「アセトアルデヒド」という毒素なんだ。

この物質が体内に残ることで頭痛や吐き気、倦怠感が現れる。

ちなみに、「お風呂で汗をかけばアルコールが抜ける」という話は誤解だから気をつけてほしい。

アルコールの分解は肝臓でしか行われないから、汗で抜けるわけじゃないんだ。

むしろ、汗をかきすぎて脱水症状を悪化させる方が危険なんだよ。

だからこそ、入浴前後にはしっかり水分補給をすることが大事だ。

常温の水やスポーツドリンクで、体に必要な水分と電解質を補給してほしい。

 

最後にもう一度念を押すけど、体調がすぐれない時は無理してお風呂に入らず、休むのが最善の選択だ。

安全第一を心がけて、体を労わることを忘れないでくれよな。

みんなが楽しい宴会シーズンを元気に乗り越えられるように、今日の話を役立ててくれると嬉しい。