やあ、万葉おじさんだよ。
4月は新年度の始まり。新しい学校や職場、引っ越しなどで生活がガラッと変わったという人も多いんじゃないかい?
わしの若い頃も、新しい環境にワクワクしながらも、気づかぬうちに緊張や疲れを溜めてしまったことがあったんじゃ。
生活リズムが崩れやすいこの時期、意外とやってしまいがちな“NG入浴習慣”があるんじゃ。
わしも「これって当たり前じゃろ」と思っていたことが、実は体にとってよろしくなかったと知ってびっくりしたことがあるよ。
そこで今日は、春を元気に過ごすためにも、見直しておきたい入浴習慣をいくつか紹介しようと思うんじゃ。
さあ、チェックしてみてくれたまえ。
【朝風呂は実はNG?】
朝の目覚めにお風呂、たしかに気持ちがいいんじゃが、起き抜けの体にはちょっと負担が大きいこともあるんじゃ。
特に寝ている間は汗をかいておるから、体の水分は意外と失われている。
まずはコップ一杯の水を飲んでから、ゆっくり動き出してほしいんじゃ。
それからお風呂は、40度くらいのぬるめのお湯に5分だけさっと浸かるのが理想的。
熱いお湯に長く入ると、かえって皮膚のバリア機能にダメージを与えてしまうこともあるし、
急な温度変化でヒートショックのリスクもあるから注意が必要なんじゃよ。
短時間でも体がじんわり温まって、血流が促されてスッキリする。
上手に朝風呂を取り入れて、気持ちよく1日をスタートさせてくれたまえ!
【長風呂が乾燥の元?】
「お風呂でうるおった気がする~」と感じる人も多いかもしれんが、それは一時的なものなんじゃ。
お湯に浸かることで角質全体が水分を吸い込むんじゃが、皮膚のうるおいを守っている皮脂やセラミドなどの天然保湿オイルも一緒に流れ出てしまうんじゃよ。
特に長風呂や1日何度も入浴する習慣がある人は、かえって乾燥肌を招く原因になるから注意が必要じゃ。
ここで忘れちゃいかんのがお風呂あがりのケアじゃ。
角質が吸収した水分は、入浴後約10分で蒸発してしまうといわれておる。
だからこそ、湯上がり後10分以内に保湿剤やクリームでしっかりケアして、せっかくのうるおいを逃がさないようにするのが大事なんじゃ。
【食後すぐの入浴はNG?】
「お腹いっぱいになったし、お風呂でのんびりしよう~」なんて思っておる人、おらんかね?
実はこれもNG入浴習慣のひとつなんじゃ。
食後は消化のために血液が胃腸に集まっておる状態じゃ。
その状態でお風呂に入ると、血流が分散して消化がスムーズにいかなくなってしまう。また、胃が重たくなって気分が悪くなることもあるんじゃよ。
入浴は食後1時間程度あけてからがおすすめじゃ。
タイミングを少しずらすだけで、より快適に、体にも優しくお風呂を楽しめるんじゃ。
どうじゃったかの?
入浴って、毎日のことだからこそ、つい「なんとなく」でやってしまいがちじゃが、
ほんの少し工夫するだけで、お風呂の時間がぐっと気持ちよく、健康にも良い時間に変わるんじゃよ。
わしもついつい長風呂で本を読んだりしていたんじゃが、最近はきちんと時間を決めて入るようになってから、肌の調子がようなってな。
みんなもぜひ、今の自分の入浴習慣を見直して、心も身体も健やかに過ごしていってほしいんじゃ。